過去作品を各種サービスに放流したいなとずっと考えていて、アーカイブを整理しはじめたものの、これがかなり大変だった。
音楽制作の環境が日々進化しているように、リスニング環境やIT環境も日々進化してるので、ファイル形式や仕様もそれに合わせてアップデートが必要になる。
mp3はあるけどwavはどこいったっけ?とか、この音源はやっぱ改めてマスタリングし直そうかな、とか、ジャケットの解像度が低いから元ファイル探そうとか、あれ、このときのクレジットってどうしたんだったかなとか、地味な壁にぶつかり続けている…。
大滝詠一がアーカイブを周年のたびにいろんな形で出しているのをみて、人生に余裕がある人は暇でいいなあと実は思ってたけど、実際自分でとりかかってみると色々とやらなきゃいけないことが山積みで、ああなるほどそういうことだったのかと妙に納得した。
原盤を自分で持ってるからこその楽しみでもある。結局のところ、自分の曲はかわいい。