Glog

Golfの作業ログ

ライブ用のミックス調整のことと、TRIORIGINALのこと


出たばかりのiZotope Ozone6でライブ用にビートのリマスタリングを。5に比べるとかなりUIが使いやすくなってます。音を読み込ませると自動でマルチコンプの帯域を切ってくれる機能があって、これはなかなか便利。サチュレーションの機能は、もうちょっとざっくりと楽しめるようになってたら面白いんだけどな。

ライブハウスでの鳴りを意識したミックスと、普段のリスニングを意識したミックスは気を使うところが少し変わってきます。というのも、golfの楽曲は50Hzあたりの低音を聴けると楽しい作りとなっている曲が多いのですが(ぼくが個人的に好きな帯域だから)、ライブハウスで鳴らすには少し難しい音域なんです。生ドラム・ベース・ギターなバンド編成での音を鳴らすために環境が最適化されているライブハウスにとっては、色んな意味で必要性の少ない音域だったりするから。

なもんで、きれいに鳴らない帯域はカットしつつ、膨らみがちな帯域をカットして、ライブハウスで鳴るであろう音をぼくの理想の音に予め近づけておくというライブ用の音作りをしてます。

とかいいつつ、いざ本番になると、シンベのボリュームをMaxにしちゃったり、アンプのボリュームをがっつりあげちゃったりするのはぼくです。そうそう、ライブで本当に大切なことは、事前に用意していた理想を超えたところにあるので笑


garageの楽屋!左はVJの伊藤海氏。


2014.11.23 @Shimokitazawa GARAGE
1.YOUR CUFFS
2.Sea Long
3.rules
4.Forever Young
5.One by one(仮)
6.Stack(Kitazawa Mix)
7.新曲
8.In a Summer

SLEEPERS FILMの作業してる時に、ふとMV見たらやりたくなったので久々のrulesを3人編成バージョンにアレンジしてやりました。下はrulesのMV。そういや、これの撮影場所はgarageのフロアです。ステージではなくフロアに機材を並べて撮影しました。
トリオ×3、それぞれ鳴らしてる音はまったく違いましたが、まぎれもなくオリジナルなトリオイベントでした。

さて、次のgolfライブは年末恵比寿BATICAデス!