たしか10月頃だったと思いますが、花澤香菜さんへの提供楽曲のアレンジをというお話から始まり、そのプロジェクトを無事終えて、すぐに今回のカジさんのニューアルバムの制作という流れでした。
Sweet Swedish Winterは冬のスウェーデンがテーマとのことで、北海道出身のぼくはかなりそのテーマに貢献できたんじゃないかと(・ω<) (←テヘペロらしい…)
自分でもよく思うのですが、どこか北国っぽい感触がどうしても出ちゃうので。リバーブとの相性がいいのは出身のせいかも。
ぼくがアレンジ&ミックスしたのは「セムラソング」「真夜中のハッピーサウナ」「ハローとスマイル」。この3曲は少し異色な仕上がりじゃないかなと思います。アルバムを通して聴いた時に、あれ?いつものカジヒデキと違う?となるかもしれないです。そうなってくれたらちょっとうれしい。
ほかにKONCOS編曲の2曲、曽我部恵一バンド編曲の2曲のミックスもしました。
この濃いアーティスト二組とカジさんのブレない太いキャラクターがぶつかり合ってる楽曲はかなり見ものです。
そして、これもしっかりセキネ風味をにじませておきました( -ノェ-)コッソリ
共同プロデュース3曲、ミックスのみ4曲の計7曲。
一方、10月に制作した花澤さんの楽曲は、カジ印がビシっと埋め込まれたさわやかな楽曲(2月20日アルバム発売だそうです!こちらに詳細。作家陣が豪華。)、ブルーでハッピーがいいが大好きだったぼくには、かなりグッときながら作業してました。
この楽曲のミックスはタニザワトモフミ、ウミネコサウンズなどの関わりですれ違うことが多かったエンジニア柏井日向さん!ようやく!
カジさんはよくそのキャラクターやキラキラな存在感について語られることが多いですが、今回一緒に仕事をして、つくづくソングライターとしての技術の高さに気付かされ、非常に勉強になりました。決して簡単ではない楽曲の構造(実はかなり難しい)を、極めてシンプルでポップに見せているカジヒデキワールドは、まさにプロの職人技の集積。
でもおそらく、ご本人はそんな種明かしはしてほしくないかも 笑
ということで、どちらのプロジェクトとも振り落とされないよう、ギターとシンセを弾きまくってますので(golfよりもトラック多め)、ぜひ聴いてみて!