辿り着く前に通ったスーパー林道のおかげで、ぼくの三半規管はずいぶんと絞られました。今や車でジャンプ読む少年だった面影はないな。大人になるってことは退化するってことだったのか。
巨大な杉に囲まれた森にある温泉郷はストレスがすごく少なくて、知らず知らずに日常は都市のノイズにさらされてるんだなと気付かされますね。ぼくは田舎出身なので、田舎の退屈も知ってる。でもまあ、今ってどこに住んでてもなんでもできるから昔の記憶と変わってきてるかも。
僕らの世代が都会から散らばっていけば、またなにか変わるかもなあ。