深夜の荒川土手は自由で気持ちよかった。 土手の上にのぼる高い階段を上がり、さらに川沿いの道に降りたら、草のにおいがした。 誰もこない代わりに、何をしてもいい。暗くてよく見えなかったが、途中から全力で弾き語りの練習をする男が土手の上のほうにあ…
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