Glog

Golfの作業ログ

マスタリングおわりました

マスタリングも佳境を迎えていたある深夜。愛用のヘッドホン(AH-D5000)がふと手をすべらせた隙に落ちて、片耳が完全に外れて足元に転がった。

…OMG!と絶望した5分後には、落ちたほうを片手で持ちながら作業していたものの(逆針すなおスタイル)、どうにもならないので新調!

後継機のAH-D5200に変えてよりクリアな音像を手に入れて、ついにマスタリングが終了!!!

そう、Golfの音源制作が完了した。ミックスに戻り、たまにアレンジも修正・追加、を繰り返してマスタリングだけで一ヶ月はかけてしまった…。

マスタリングについてはmolmol氏にも助言もらったりして、これこそログを残すべき実りの多い日々を過ごしていたのに、あまりに作業に没頭しすぎていて何も書けなかったので、備忘録としても今後残していきたい。

いまはリリースに向けて音源制作以外の作業を進めているところ。あとこの長い時間をかけて作り上げたこの音楽がいったいなんなのかを毎日考えている。

とにかくうれしい。

しぶとすぎるプロデューサー

正直言って自分でも驚いているのだけど、この期に及んでもなお歌のリテイクをしている。どうしてもはっきりしていないラインがあって、気にしないふりをして最終ミックスのチェックを何度もしていたのだが、どうにも堪えきれなくなってやり直してみるとよかった。

でもって、新たにコーラスのアレンジが急に思いついたのでそれも追加で録音したところ、もうすっかり完成したと思い込んでいた楽曲が進化した。

やってよかったなあ。さて、、もうほんとにこれでミックス完パケて来週にはマスタリングをする。

MIDIコントローラ問題

前回のHocori 50minで試みたことに手応えがあった一方で、改善したい部分がある。

あの日は最大でだいたい3トラックくらいを生ミックスしていたけど、音域を丁寧に操るために、それぞれのトラックに3EQとセンド用のつまみがほしかった。ジェフ・ミルズの映像をみてますますそう思った。

DJミキサーと8アウトくらいできるインターフェースがあれば実現できるけど、ライブの機材としてはやや大げさに感じる。

1トラックあたり5つのつまみとボリュームフェーダーが備わっているMIDIコンが意外と世の中にない(いかにもアナログミキサーっぽい仕様なのに)ことに驚いている。

AKAIのMIDIMIXにセンド用のつまみがもう一列ほしい。

Spotifyでの配信はじめました

Spotifyの配信をはじめました。Plastic Love e.p.だけ置いてあります。ぜひきいてください。

BABY BABYという曲は、なかなかタイムレスな存在だなあと改めて思った。冗談なのか本気なのかわからないところがおもしろい曲だ。

 

 

プレイリストも作ってみました。単に最近のぼくの好みという感じです。ダンスミュージック多め。

 

一度描いた線は消さないように的なルール

ここ数日はとある映像編集を優先していたので週末から音作業に戻る。

昨晩にInk of(仮)の最終ミックスを作り終えて、チェックのために何度も確認。この曲はアタック感をいい感じに弱めたくて、SP-404を通してみたところハマった。

無事完成したーとなって、シャワーを浴びているときにふとアイデアが思いついて、どうしても構成を変えたくなったので直した。それを今日も調整。情報量が多くなりすぎたので尺をとって集まりすぎたアレンジを散らした。

いつもだったらこういった作業のあと、やっぱりやめてもとに戻そという選択をしがちだけど、今作はやってみたことをなるべく活かすという方向にしている。

ので、これで最終ミックスを再作成。ハイハットにディエッサーかけてみたけど少し違ったのでやめ。キックをちょい下げ。

また最後にSP-404を使ってみる。VINYL SIMのコンプをメモリ10〜11時の間くらい。この甘いコンプをかけることで、ダイナミクスがなくなってタイトさが減り、ビートがルーズになる。

こう書くとどう考えてもよくないんだけど、それで少し自分の好みな音像に近くなって、よくなるんだから音楽は不思議。