Glog

Golfの作業ログ

一度描いた線は消さないように的なルール

ここ数日はとある映像編集を優先していたので週末から音作業に戻る。

昨晩にInk of(仮)の最終ミックスを作り終えて、チェックのために何度も確認。この曲はアタック感をいい感じに弱めたくて、SP-404を通してみたところハマった。

無事完成したーとなって、シャワーを浴びているときにふとアイデアが思いついて、どうしても構成を変えたくなったので直した。それを今日も調整。情報量が多くなりすぎたので尺をとって集まりすぎたアレンジを散らした。

いつもだったらこういった作業のあと、やっぱりやめてもとに戻そという選択をしがちだけど、今作はやってみたことをなるべく活かすという方向にしている。

ので、これで最終ミックスを再作成。ハイハットにディエッサーかけてみたけど少し違ったのでやめ。キックをちょい下げ。

また最後にSP-404を使ってみる。VINYL SIMのコンプをメモリ10〜11時の間くらい。この甘いコンプをかけることで、ダイナミクスがなくなってタイトさが減り、ビートがルーズになる。

こう書くとどう考えてもよくないんだけど、それで少し自分の好みな音像に近くなって、よくなるんだから音楽は不思議。

Golfの作業ログだからGlog

Glogといいながら、ログらしいものを残していなかったことに気付いた。

この長い道のりいったいいつ終わるのって感じで、新作の作業を日々積み重ねている。昇華させるためにも作業ログを残していく。

 

昨日はambhouse(仮)のストリングスサンプルに歪みを付加。ハイハット、ノイズ類もEQはあまり使わずに歪みで。今作のビートはausくんから提供を受けているものがほとんど。渡された時点ですごく綿密かつ流麗にできている。その素晴らしさを活かす形でミックスすることに気をつけている。

あんちゃんからROLANDのSP-404を借りて、2mixを一旦SP-404のコンプで全体をボロい音(ザラつかせるイメージ)にして戻すというのもこの一週間試してみた。

それ自体はなかなかおもしろくてハマっていたのだが、どうやら楽曲によって相性があることがわかった。

とかやってるうちに、Fabfilter Saturnのプリセットでいいものがあることに気がついた。楽曲によってはこっちのほうが馴染みがいい。

それにしても、apolloから出るきれいな音をわざわざSP-404にいれて戻すサマは技術の進化と完全に逆にすすんでいて最高に笑える。

今作は音をよごすのに色々とアイデアを試していて、今のところ、Ableton付属のOverdrive、Saturator、WAVESのOneKnob Driver、UAD Ampex ATR-102、そしてSP-404あたり。

以前は、NIのDriver、WAVESのAphex Vintage Aural Exciterあたりを使っていて、今回はほとんど使ってない。

昨日うっかり新しくインスト曲を作ってしまったので、整理するかどうするか迷っている。

ヨースケの訃報にすっかり凹んでいた。あんなに死と最も遠そうな、太陽のような男に死がやってくるなんて。全然信じられなかった。

昨年末、大きいクリスマスツリーが飾られている街を歩いていたら、野外ステージでハーモニカを吹きながらギター弾いてるご機嫌なギタリストが気になった。ん??と思ってよくみたらヨースケだった。あまりにうれしくて思わずステージ裏に押しかけていっしょに写真をとった。

まさかそれが最後になるなんて思いもしなかったなあ。ヨースケの新作できたら、Jon Hopkinsみたいなビデオ作ろうって話してたのに。