Glog

Golfの作業ログ

リイシュー

過去作品を各種サービスに放流したいなとずっと考えていて、アーカイブを整理しはじめたものの、これがかなり大変だった。

音楽制作の環境が日々進化しているように、リスニング環境やIT環境も日々進化してるので、ファイル形式や仕様もそれに合わせてアップデートが必要になる。

mp3はあるけどwavはどこいったっけ?とか、この音源はやっぱ改めてマスタリングし直そうかな、とか、ジャケットの解像度が低いから元ファイル探そうとか、あれ、このときのクレジットってどうしたんだったかなとか、地味な壁にぶつかり続けている…。

大滝詠一がアーカイブを周年のたびにいろんな形で出しているのをみて、人生に余裕がある人は暇でいいなあと実は思ってたけど、実際自分でとりかかってみると色々とやらなきゃいけないことが山積みで、ああなるほどそういうことだったのかと妙に納得した。

原盤を自分で持ってるからこその楽しみでもある。結局のところ、自分の曲はかわいい。

 

2019年によく聴いた曲とか

2019年もありがとうございました!

今年は秋頃にGolfの制作がおわって抜け殻のようになっていたのですが、徐々に調子が戻ってきました。近日リリースしますのでよろしくお願いします。

今年もありがたいことに様々な音楽家と関わる機会をいただき、日々刺激を受けながら成長できたように思います。この一年、お世話になったみなさまありがとうございました。

よく聴いた曲、毎年誰に頼まれているわけでもなく書いているもので、自分で勝手にはじめただけなのに、なんとなく年末になると書かないと年を越せないような気分になるので、今年も書きます。

ふと振り返ると、昨年にもまして完全にリスニングがサブスク依存になりまして、iTunesですら立ち上げない日々が多かったです。是非はともかくとして、そんなときがくるなんて、ほんの5年前は思いもしなかったので、日々の変化に敏感でいたいですね…。

 

 

Glide - Channel Tres
去年に引き続き、今年も一番多く聴いた。サウンド的にこれ以上ないほど好み。とくに重めのキックとシンセの音色が最高。

 

Closer - Project Pablo
多分Spotify経由で知ってよく聴いてた。バレアリックな気分のとき。

 

 

Computer Love - Zapp
トークボックスがやりたくなった時期があって、まずはザップ聴いてました。トークボックスは練習してたら顎が外れそうになるから一旦休止中…。

 

 

Takashi - Flying Lotus
それにしてもこの人のもつ混沌は真似できない。いったいなんなんでしょう。

 

The Wiggly Worm - DMX KREW
聴くものないなあとおもったらDMX KREW聴いてる。

 

Only Human - KH, Four Tet
Spotifyのなにかのプレイリストを流してて、なにこれと思って手が止まったらこのフォーテット曲。キエランとCaribouは2000年頃から常に時代を第一線でサバイブしてるトップランナー。

 

Bring Down the Walls - Larry Heard
ラリーハードみたいなディープ・ハウスはあまり好きじゃないことが多いけど、ラリーハードは最高。

 

 

Life - Galcher Lustwerk
暗いのに踊れて最高。でかい音響で聴きたい。

 

U Say (Official Video) ft. Tyler, The Creator, Jay Prince - GoldLink
GoldLinkの新譜のシンセの使い方や音色がすごく意外でしっくりきたのでよくきいた。

 

Repulsion - Rune Bagge
かっこいいっていうのはこういうのかも

 

I Can't Get Along Without You - Vance and Suzzanne
まじいい曲

 

LesAlpx - Floating Points
こういうのまた聴きたかったんです、ありがとうございます! という感じ…

 

I Do Love - Prophet
このタイプのシンベがはいってたら必ず好きです

 

Don't You Want My Love - Moodymann
ムーディーマン聴きたいときはムーディーマン聴くしかないんです(去年と同じ

 

Puff Lah - KAYTRANADA
新作、何回もきいたなあ

 

700007A - Wax
ただただいい。これもほんと大音量で聴きたい。

 

と、ここまでYouTubeを貼ってきたものの、今年の途中から始めたSpotifyのプレイリストから抜粋しただけです。Spotifyを日頃使ってる方はこちらもどうぞ。

 

 

 

ということで、テクノ・ハウス多いな…と改めて思ったりもしましたが、来年もどうぞよろしくお願いします!!!!!

フェンジャパ

Fender Japanは、本家Fenderと比べると廉価版ではあるけど、それでもやっぱりフェンダーの音が鳴る。歪ませてパープルヘイズ弾きたくなる。

apollo twinでMarshall 800の優秀なシュミレータがあるので、それでできる限りブーミーかつファットな音にしてただただウッドストックの風景を頭に浮かべながら弾きまくるというのがマイブーム。

フェンジャパ悪くない。っていうかすごくいい。テレキャスがほしい。

曲作りリハ

アルバム作業が終わってからは、まるでリハビリのように短いBGMを毎日作り続けている。

長く作業してきたミックス・マスタリング作業と曲作りの作業は同じ音楽製作ではあるけれど、似て非なるものだ。

いまは曲作りを筋トレ的に続けているので、きっといいことがあるに違いないと思って、まずはただただ作り続けるつもり。

マスタリングおわりました

マスタリングも佳境を迎えていたある深夜。愛用のヘッドホン(AH-D5000)がふと手をすべらせた隙に落ちて、片耳が完全に外れて足元に転がった。

…OMG!と絶望した5分後には、落ちたほうを片手で持ちながら作業していたものの(逆針すなおスタイル)、どうにもならないので新調!

後継機のAH-D5200に変えてよりクリアな音像を手に入れて、ついにマスタリングが終了!!!

そう、Golfの音源制作が完了した。ミックスに戻り、たまにアレンジも修正・追加、を繰り返してマスタリングだけで一ヶ月はかけてしまった…。

マスタリングについてはmolmol氏にも助言もらったりして、これこそログを残すべき実りの多い日々を過ごしていたのに、あまりに作業に没頭しすぎていて何も書けなかったので、備忘録としても今後残していきたい。

いまはリリースに向けて音源制作以外の作業を進めているところ。あとこの長い時間をかけて作り上げたこの音楽がいったいなんなのかを毎日考えている。

とにかくうれしい。